女性の性を理解できない男性たち
女性向け風俗の仕事をしていると、お客様からご主人との性生活について相談を受けることがよくあります。
もちろん、すべての男性に当てはまる話ではありません。
しかし、多くの女性から同じような話を聞いていると、「共通する傾向」が見えてきます。
それは、女性の性を理解してもらえないということです。
例えば、
「最近、性欲が強くなって困っている」
と勇気を出して伝えても、
「今までそんなこと言わなかったのに、急にどうしたの?」
「いい歳をして何を言っているんだ。」
そんな反応をされてしまうという話は珍しくありません。
私自身、多くの女性から生の声を聞いてきたので、その悩みはよく理解できます。
しかし、一般の男性が理解できないのも、ある意味では仕方のないことなのかもしれません。
男性は20歳前後に性欲のピークを迎える人が多い一方で、女性はホルモンバランスの変化によって、40代頃に性欲が高まる人が少なくありません。
自分の経験とはまったく異なる現象なので、男性にとっては想像しにくいのです。
本来であれば、こうした男女の違いは結婚前に知っておくべき知識だと思います。
しかし、実際には知らない男性がほとんどで、知っている男性の方が珍しいでしょう。
もう一つ、多くの女性が口にするのが前戯についてです。
男性の中には、
「濡れているなら挿入して大丈夫。」
「前戯はもう十分だろう。」
と考えている人も少なくありません。
しかし、女性の身体は、生理現象として潤うことはあっても、心の準備まで整っているとは限りません。
女性は心と身体の両方が満たされることで、安心感や快感が高まりやすい特徴があります。
身体が準備できていることと、心が準備できていることは、必ずしも同じではないのです。
こうした男女の違いは、学校でも教わる機会がほとんどありません。
だからこそ、「男性と女性では性の感じ方や性欲の変化が違う」という知識を持つことが、より良い夫婦関係やパートナーシップにつながるのではないかと私は考えています。