骨盤の歪みが原因で挿入できないことはある?実際の施術事例から解説

masaki200@

「痛みはないのに、どうしても挿入ができない。」

そのようなお悩みでご相談に来られた女性がいました。

施術前に指で膣の状態を確認したところ、性交痛ではなく、恥骨が膣の上側を塞ぐような位置になっている状態でした。

指であれば角度を工夫することで挿入はできましたが、通常の男性器では入りにくい状態でした。

膣をほぐしても改善しなかった

最初は、膣周囲の筋肉の緊張や硬さが原因ではないかと考え、膣をほぐしながら何度か施術を行いました。

しかし、思うような改善は見られませんでした。

「何が原因なのだろう…」

そう考えながら施術を続けていたある日、驚く出来事がありました。

突然、普通に指が入るようになった

その日は、いつものように確認すると、今までとは違ってスムーズに指が入ったのです。

私は思わず、

「あれ? 改善しているね。何か始めたことはある?」

と尋ねました。

すると、

「骨盤矯正に通い始めました。」

という答えが返ってきました。

彼女の場合は、骨盤の歪みによって恥骨の位置が変化し、それが挿入を妨げる原因になっていたと考えられました。

その経験から施術で見るポイントが増えました

この経験以降、私は施術の際に、

  • 恥骨の位置
  • 骨盤の傾き
  • 骨盤の左右差

なども意識しながら確認するようになりました。

もちろん、すべての方が骨盤の歪みだけで説明できるわけではありません。

しかし、骨盤の位置関係が影響していると思われるケースは、その後も何人か経験しています。

例えば、恥骨が完全に塞ぐほどではなくても、

Gスポット周辺に男性器が強く当たりすぎることで、挿入時の痛み(性交痛)につながっている

と思われるケースもありました。

骨盤の歪みは見逃されやすい原因

骨盤矯正の先生でも、通常は膣内を確認することはありません。

そのため、

「骨盤の歪みが挿入しにくさや性交痛に影響している」

というケースは、医療・整体・風俗の専門分野の境界にあるため、見逃されやすいのだと思います。

実際に骨盤矯正の先生へこの事例をお話ししたところ、その先生もご存じなく、後日文献を調べた結果、アメリカで報告された類似の事例があったと教えてくださいました。

同じようなお悩みがある方へ

挿入が難しい原因は一つではありません。

  • 骨盤の歪み
  • 骨盤底筋の緊張
  • 処女膜の状態
  • 膣周囲の筋肉の硬さ
  • 心理的な緊張や恐怖心
  • 婦人科疾患 など

さまざまな要因が重なっていることもあります。

▶ 関連記事:性交痛の原因と改善方法【年代別まとめ】

「なぜ痛いのか分からない」「自分の場合は何が原因なのだろう?」という方は、まずこちらの記事をご覧ください。

そのため、まずは婦人科で器質的な異常がないか確認することが大切です。

そのうえで原因がはっきりしない場合は、骨盤の状態を確認してもらうことも、一つの選択肢になるかもしれません。

挿入に関する悩みは、人には相談しづらく、原因が分からないまま長く苦しんでいる方も少なくありません。

今回ご紹介したケースはあくまでも一例ですが、同じようなお悩みを抱えている方の参考になれば幸いです。


※この記事は、私が施術の中で経験した一例をご紹介したものです。骨盤の歪みがすべての挿入障害や性交痛の原因であることを示すものではありません。症状がある場合は、まず婦人科などの医療機関への受診をおすすめします。

性交痛の改善について

性交痛や挿入のしにくさは、原因によって対応方法が異なります。

私の施術では、痛みの場所や膣の状態などを確認しながら、その方に合わせた方法を考えていきます。

実際にどのような考え方で施術を行っているのかについては、こちらで詳しく紹介しています。

▶ 関連記事:性交痛改善施術について

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