性交痛が重症化しやすい方の特徴とは?
性交痛のご相談を受けている中で、改善に時間がかかりやすい方には、ある共通した傾向を感じています。
それは、
- 肌や身体が敏感で刺激を受けやすい
- 不安や恐怖を感じやすい性格
この二つが重なっているケースです。
もちろん、すべての方が当てはまるわけではありません。
しかし、私がこれまで施術をしてきた中では、このような傾向がある方ほど、性交痛が長引きやすい印象があります。
「挿入=痛い・怖い」という記憶が身体を緊張させる
初めての性交で強い痛みを経験したり、何度も痛みを繰り返したりすると、
「また痛いかもしれない」
「挿入されるのが怖い」
という気持ちが無意識に生まれることがあります。
すると、挿入の瞬間に身体全体へ力が入り、骨盤周囲や膣の筋肉も緊張しやすくなります。
その結果、
さらに挿入しづらくなり、痛みが強くなる。
そして、その経験が再び恐怖心を強める…。
このような悪循環に入ってしまう方も少なくありません。
実際にあったケース
以前、生まれて一度も挿入ができたことがないという女性がご相談に来られました。
ところが当日は、生理が始まってしまい、施術は行えませんでした。
そこで、
「今日はご相談だけにしましょう。指は入れませんので、周りを軽くほぐしてみますね。」
とお話ししながら、膣の周囲をゆっくり触診していました。
膣口の状態にも特に問題は見当たりませんでした。
そのまま世間話をしながら、ご本人が気付かないくらいゆっくりと指を進めてみると、
抵抗なく挿入できてしまったのです。
私は、
「実は今、指が入っています。痛みはありますか?」
と尋ねました。
すると、
「えっ!?本当に入っているんですか?」
と、とても驚かれ、
痛みは全く感じていませんでした。
この日は生理中だったため、確認だけで終了しました。
一週間後には別人のような反応に
生理が終わり、本格的な施術の日。
前回と同じように、ゆっくり指を近づけた瞬間、
「痛い!」
と強く反応され、足を閉じて私の手を払いのけてしまいました。
前回とはまるで別人のような反応でした。
この経験から私は、
挿入そのものよりも、「これから挿入される」という恐怖心が大きく影響しているケースもあると感じました。
恐怖心を和らげながら施術を行う
このような場合、私はブリッジ式中イキメソッドを応用し、
クリトリスの快感に意識を向けてもらいながら、恐怖心が強くならない範囲で少しずつ膣への刺激を行います。
快感を感じながら、「挿入=怖い」という記憶を書き換えていくようなイメージです。
もちろん、すべての方が同じように改善するわけではありません。
しかし、この方は何度か施術を重ねるうちに、挿入への恐怖心が徐々に薄れ、身体の緊張も和らいでいきました。
我慢を続けるほど改善に時間がかかることも
性交痛を我慢しながら何年も性行為を続けていると、
「痛い」「怖い」という記憶が積み重なり、身体が無意識に反応するようになってしまうことがあります。
そのような状態になると、改善には時間や回数が必要になることも少なくありません。
だからこそ、
「そのうち治るだろう」と我慢せず、早めに原因を確認し、適切な対応をすることが大切だと私は考えています。
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